北九州市 時と風の博物館

日常の中で見過ごされがちな北九州市が誇るべき魅力や個性を、地域資源として私たち自身で編纂し、未来へ繋げましょう。

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文字の部分を縫っているところです。すべて手作業です。

北九大生が中心となって制作した「ギラヴァンツ北九州のビッグフラッグ」

サポーターの皆さんの熱いメッセージが書き込まれています。
2010年11月23日にお披露目されました。
2010年(平成22年)に
ギラヴァンツ北九州の勝利を願って、
北九州市立大学「Navy Wavy」の学生メンバーが中心となり、
ギラヴァンツ北九州のビッグフラッグが
制作されました。
幅1.5m長さ18mの布を15本縫い合わせ、
中央には「Giravanz」の文字が入っています。
2010年の夏から活動をはじめ、
約4ヶ月間かけて、
縦18m横22mの巨大なフラッグが完成しました。
最後は、徹夜の作業が続いたようです。
このビッグフラッグは、
ホーム最終戦の2010年11月23日(対サガン鳥栖戦)に
本城陸上競技場で披露されました。
フラッグには、サポーターの皆さんからの
熱いメッセージが書き込まれています。
試合会場で書いてもらったものです。
その数は、数百になると思います。
2010年は、年間で1勝(1勝12分23敗)
しかできなかったわけですが、
温かくギラヴァンツを応援し続けた
サポーターの皆さんの想いが込められています。
「めざせ2勝!」という涙ぐましいメッセージもありました。
ギラヴァンツは、2011年に大躍進し、
2012年も多いに期待できるチームになりましたが、
2010年の苦労があったからこそだと思います。
北九州市立大学「Navy Wavy」の皆さんの
熱心な活動は、とても美しいと思います。
私も微力ながらお手伝いをさせていただきましたが、
やがてギラヴァンツがJ1に昇格しても、
J2初年度に実感した「1勝の重み」は、
忘れずにいたいものです。