北九州市 時と風の博物館

日常の中で見過ごされがちな北九州市が誇るべき魅力や個性を、地域資源として私たち自身で編纂し、未来へ繋げましょう。

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小倉の中心地

紫川バリエーション

桜の季節の紫川
図書館、市庁舎、リバーウォークなどなど
北九州の中心地、紫川の河口は、古く1万年以上前は海だったといわれている。
この写真の河口付近は海だったそうだ。縄文時代に気温が上がった後、低下したことにより、海岸線が後退したり、川の沖積(ちゅうせき)作用等により現在の河口のような形となったといわれている。
この中心地、小倉が街として形成されだしたのは、鎌倉時代と考えられ、出土した遺物などがあるそうだ。
江戸時代に入って、細川忠興氏が小倉に入り、紫川を中心に城下町となった。また紫川の水を利用して小倉城を守る天然のお濠となったようだ。
城が栄え、街が栄えて、現在のような形となったが、近代になり、ここ数十年での変わりようはすごい速度で変化している。小倉城の再建、勝山公園の整備、市庁舎の建立、百貨店やスーパーが消え、リバーウォークができたりと、ものすごいスピードで変化している。
幼いころから観てきたが、様変わりする風情がさびしかったり、ワクワクしたりといろんな気持ちが往来した。
だが、四季折々、木々花々の変化や、イベントなどが行われ、祭りの日は夜店の出店などなど、衣替えを観るのも面白く感じる。景色や文化が変わり風雅も変わっていくんだな。。。
そんな風情をずっとずっと見ていきたいと思う。