北九州市 時と風の博物館

日常の中で見過ごされがちな北九州市が誇るべき魅力や個性を、地域資源として私たち自身で編纂し、未来へ繋げましょう。

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上部の白い部分がみつぶたです

小倉っていいところでしょ☆小倉みつばちプロジェクト

真ん中のお腹が長くて茶色が濃いのが女王蜂
採蜜の様子
野に咲く花にみつばちを見るように、都心の小さな花壇やフラワーショップに見るみつばちが
どんなにすばらしいことか理解していませんでした。
今回は、『小倉みつばちプロジェクト』の活動をご紹介します。
みつばちは、かいこなどと共に「環境指標生物」といわれ、
環境悪化などに敏感で影響を受けやすく、みつばちの育成、
分布によってその地域の環境が評価される生物だそうです。
昨年2011年春から 北九州市・JR小倉駅前・COLET/Ⅰ'mの入居するセントシティ北九州12階屋上で
養蜂活動に取組む「みつばち」を介した循環型コミュニティ『小倉みつばちプロジェクト』が発足しています。
特別にみつばちのお世話の様子を見せていただきました。
初夏の訪れが感じられるこの頃、
全身にみつばちから身を守るつなぎを装着!!
みつばち達が住まう巣箱のある一角へ向かいます。
ぶんぶんと忙しく働くみつばち達、
足にはまっ黄色の花粉を付け巣へ戻ってきます。
この箱の中には、巣枠と呼ばれる木枠が入っています。
始めは木枠しかない巣枠に働き蜂は六角形の巣をびっしり作ります。
巣箱は2段になっており、下の段には女王蜂が毎日卵を産み、子育てをし、
人は上の段の卵を産まない巣から採蜜します。
「みつぶた(蜜蓋)を指で押しやぶってみて下さい」
ドキドキしながら押してみました。
ちょっとかたい(^^;) 中からハチミツが飛び出してきました。
ちょっとなめてみました。甘ーーーい!おいしいーーー♪
でも、普段口にするどろっとしたハチミツとは違い、
さらさらして、すっきりとした甘さでした。
みつばちってすごい!
そして、お世話してくださる方すごい!
この活動では、サポーターと呼ばれるこの活動を応援してくれる方、
お世話をしてくださる方、みつばちプロジェクトに興味のある方、
関心を示してくれる方は誰でも参加できます。
まちの花を咲かせてくれる方、まちの清掃をしてくれる方、
おもてなしで案内をしてくれる方、
小倉が好きな方、一人一人の小さな活動、
小さな親切がこの活動を支えます。
なんだかそう思うと、毎日の歩く道、毎日すごす時間、
変わってきませんか?みつばちの声が聞こえます。
「小倉っていいところでしょ」
小倉が好きなあなた、一緒に参加しませんか?