北九州市 時と風の博物館

日常の中で見過ごされがちな北九州市が誇るべき魅力や個性を、地域資源として私たち自身で編纂し、未来へ繋げましょう。

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紫川から水環境館を見る。この土手の建物の地下が水環境館。この窓から見る。

水環境館-全国ここだけ。生物と水理がわかる。

雨の後の紫川。子供が魚を楽しそうに見入っている。塩水くさびわかる?
塩水くさびよくわかる。魚もいる。やはり子供は見入っている。日光も入る。
私小倉に出かけると必ず立ち寄るところがあります。ほぼ毎週。
それは、紫川」沿いの「水環境館」です。
「水環境館」大好きです。
その理由は、3つあります。
①紫川断面から「塩水くさび」が見えること。そして魚が見える。外の景色、夜景も見える。
②あの「魚部」が育てているドジョウやメダカなど淡水魚などが見れること。
③魚を楽しそうに見ている子供達がたくさんいること。
それでは各々解説しましょう。
①の解説
「塩水くさび」これは少々難しい話になりますが、「水環境館」に行くと解説があります。
簡単に言うと、海からの海水の上に川の淡水が滑るように流れる事です。
河口でよく見られることであり、市民提案からこれを見れる仕組み(川を横から眺める。)ができたそうです。
添付の写真にある川の色が少し変わるところが、海水と川の淡水の変わり目です。
これが見れる場所は、全国でも「水環境館」だけです。
只、本当は塩水くさびがはっきりわかるところは、全国でいうと「新潟市の信濃川河口」が一番だと思います。
なぜかというと、川の流れは、洪水でも、途中の放水路へ流すため、川の流量はあまり変わらない。また、北九州と違い、干満の差がほとんどありません。その結果、安定的な「塩水くさび」が見られます。
また、川面を通してみる外の景色夜景もきれいでしょう。
そこを泳ぐ河豚やスズキを見るのも楽しいです。
②の解説
解説することはありません。ドジョウやメダカ、その他淡水魚が多数見られます。只残念なことに、最近、展示されている淡水魚の水槽の数が著しく減ったような気がします。
頑張って展示して下さい。
③の解説
私現在単身赴任です。さらに、子供も大学や高校となり、小さい子供を見ると自分の子供が小さい時を思い出します。
特に魚を見ながら楽しむ、喜ぶ子供は無邪気で、それを見るのは楽しいものがあります。
是非皆さん行ってみて下さい。