北九州市 時と風の博物館

日常の中で見過ごされがちな北九州市が誇るべき魅力や個性を、地域資源として私たち自身で編纂し、未来へ繋げましょう。

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豊公園橋です。河川敷を含め川の両岸が公園のようです。

板櫃川の橋巡り 河内貯水池を目指して 4

「じゅうだばし」と読みます。川沿いの車道はこのあたりまでです。
遊歩道にある名もない板を敷き詰めた橋です。
豊橋を過ぎて、河内~大蔵遊歩道をさらに上ると比較的新しい橋が見えてきました。平成2年竣工の豊公園橋です。橋の向こうに小さな公園があります。公園から川の河川敷へ幅の広い階段があり、河川敷も公園のようで、川遊びのできそうです。
公園には夏祭りの準備でしょうか、テントが一張り建っていました。
さらに遊歩道を上ると重田橋です。「じゅうだばし」と呼びます。漢字を見たとき、頭の中は間違いなく「しげたばし」でした。「じゅうだ」と読むんですね。由来は地名らしいのですが、グーグルの地図では重田という町名は見つかりません。県道62号線のバス停に「上重田」があり、地名であると判断しました。地名は難しいと改めて思います。
橋は昭和56年竣工とあり、それなりに古い橋でしょうか。
これから先、グーグルの地図では川沿いの道はなく、県道62号線に出て河内貯水池を目指す予定でしたが、重田橋のそばに立っていた掲示板には川沿いの遊歩道が描かれており、この道を行くことにしました。
このあたりに来ると川は狭く、浅く、渓流に近くなってきました。道は舗装もなくなり、路面が落ち葉で見えなく、落ち葉の上を歩いていきます。うっそうとした林の中を前に進みます。
そんな道に山側から鶏くらいの大きさの鳥が3羽出てきました。カメラを向けるもあっという間に林の中へ消えました。大きさ、色からすると雉のように思いました。河内の森に雉が住んでいるのでしょうか。
昼間にも関わらず薄暗い道を進むと欄干もなくせせらぎの上に板を敷き詰めた橋が見えてきました。川面まで30cmくらいでしょうか。そんな橋がもう一つあります。もう、河内桜公園の中なのでしょうか。この二つの橋、名前はありませんが、48番目、49番目にカウントすることにしました。
頭上に高架橋を見ながら、うっそうとした林が続きます。