北九州市 時と風の博物館

日常の中で見過ごされがちな北九州市が誇るべき魅力や個性を、地域資源として私たち自身で編纂し、未来へ繋げましょう。

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「海と船が見える坂道」と他都市の「坂道」との比較

お久しぶりです。
北九州市市制50周年おめでとうございます。
これまで、いくつか「海と船が見える坂道」を投稿していましたが、今回、「海と船が見える坂道」の断面模式図、よして、「海と船が見える坂道」と他都市の坂道の平目面模式図での比較をイメージ的にしてみました。
あまり科学的ではありませんが皆様のご意見期待します。
断面的分析
・海から、船、港、工場、かくうち・商店街、住宅と山に向かってゆきます。この山から海を見ると「海と船が見える坂道」となるわけです。
・では、いつから山に向かって住宅地が発達したのか?
地域によってかなり違いがあるでしょう。戸畑八幡は古いかも、門司港あたりも古いかも。でも戦後に発達したところもあるのでしょう。
他都市との違いは?
・他都市としていくつかと比較してみました。
①尾道。
海峡に面していて、北九州と似ています。
決定的な違いは、海峡は狭くあまり大型船は通らない。
尾道の山への町は、寺による立地制限解除及び山陽本線敷設時の移転に発達したものであり、北九州とは違う。
②長崎、函館
・湾に面している港町。
・長崎は幕末でもすでに開発されていた。
③横須賀
・横須賀は、リアス式のような感じて、谷戸となっていて、坂からは、対面の坂が見える。
④東京・江戸
・東京の坂道は、武蔵野台地、下町の沖積平野の境界の接続道としてできたもの。武家の町と町人の町の接続道。これについては,東京の方で十分研究されています。