北九州市 時と風の博物館

日常の中で見過ごされがちな北九州市が誇るべき魅力や個性を、地域資源として私たち自身で編纂し、未来へ繋げましょう。

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プレイボーイの2010年39号に掲載された記事

ペトログラフ

自治会で発行された冊子
前置きとして私はこの説について疑問を持っています
ペトログラフとはかいつまんで言うと岩刻文字のことで
今から4000年前、メソポタミアつまり今のイラク辺りから国を追われた
シュメール人が海洋民族となり各地に散らばりその先々で立ち寄り岩にその文字を刻み祭祀を祭ったそうです
門司の県立高校の元教諭が研究している学問で日本岩刻学会の代表をしてると聞きます
私も何度かお話しする機会がありました
その教諭が在学中、門司の藤松の地でその痕跡を見つけました
この地で次々発見され、これは「町おこしだ」と言う事で地元自治会が
保存会なるものを発足さいました
私の自宅でもその痕跡が認められ、今は脱会しましたが一時会員として活動していました
藤松の中心部に昔からお祭りしてる「地神墓」と彫られている石柱に痕跡があり、この敷地に有志で記念碑を建立しました
今でも時折見学に来る方がいます
主に村中川の源流近くの「清正公堂」の石柱から数々確認されました
町内で見出されたペトログラフのほとんどはこの川から拾い上げれたものです
数年前、プレイボーイの編集者が取材に来た折、私が案内しました
まだ長くなっていいですか?
私が知ってる限り北九州に存在されると言われる物は「松柏園ホテル」のロビー前の滝使われてる石や「淡島神社の石庭にあります
しかし、いずれも大分県の耶馬渓の川から運ばれたものと聞きます
下関の彦島の神社に伝わる岩に文様が刻まれています
この文様は明らかに人工的な物と思えます
東京の方では古代ミステリーとして持て囃されているそうです
この文字はハワイや環太平洋で確認されてるらしい
ペトログラフはの学問はまだ発展途上の学問なのでこれから新発見など
あるやも知れません
これからも静かに見守りたいと思います