北九州市 時と風の博物館

日常の中で見過ごされがちな北九州市が誇るべき魅力や個性を、地域資源として私たち自身で編纂し、未来へ繋げましょう。

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近代化遺産・JR九州小倉工場

日本の鉄道は、明治5年に新橋から横浜間に鉄道が開設されたこと
に始まる。九州では、明治22年、博多、久留米間に「九州鉄道会社」
の路線が開設され、その2年後には、門司港、熊本間が開通した。
「九州鉄道会社」は、明治40年に、統合国有化され、現在の九州旅客
鉄道株式会社になった。
日本における鉄道の導入は、イギリス人の技師長エドモンド・モレルを招聘し、イギリス式の鉄道を導入した。駅舎建築には、アメリカ人建築家ブリッジェンスの設計。九州に鉄道が産声を上げた時には、ドイツ人技師、ルムシュッテルの指導のもとに工場が造られた。つまり、日本における鉄道技術と施設の導入には、イギリス、アメリカ、ドイツの影響が大きかったことが分かる。
この九州小倉工場では、車両の検査、修繕、改造、整備を目的としたが、後年、SLも製造している。
現在の小倉工場には、大正3年以前に建設された工場が3棟残っている。
「車輪置き場」「鉄工改造場」「自連バネ検修場」である。
「車輪置き場」は、史料によれば、現在よりも大きな規模であり、
機関車等の車両工場であったことが分かる。
「自連バネ検修場」は、「旧小倉鍛冶職場」である.
JR九州小倉工場は、九州鉄道会社発足当初の明治期から
鉄道院時代の大正、昭和初期までの歴史的な工場建築を残しており
日本における鉄道導入期における鉄道工場と歴史的な工場建築を
残した博物館といえる。(引用及び参考文献 「北九州の近代化遺産」「福岡の近代化遺産」「九州遺産」弦書房)
「趣味悠々 園芸と日記と写真館Ⅱ」
http://heiji303.blog21.fc2.com/より