北九州市 時と風の博物館

日常の中で見過ごされがちな北九州市が誇るべき魅力や個性を、地域資源として私たち自身で編纂し、未来へ繋げましょう。

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たくさんのおでんネタが入った屋台の大鍋

ネタ数日本一(?)旦過の屋台のおでん ギネスに挑戦(?)

旦過の屋台と言えばおでん。50種類前後のネタが大鍋で同時に煮られている。おそらく、このネタ数は日本一だと思うのだが、実証されてない。流通ジャーナリストの金子哲雄さんにでも日本一かどうか調査をして欲しいものだ。
この旦過の屋台おでんは、おじさんの青春時代に欠かせないものだった。40年ほど前、夜半に腹がへると、鍋を持って旦過へ車を走らせたものだ。今ではコンビニでもおでんは買えるが、ネタ数、美味しさでは屋台を超えられない。
おじさんが自称日本一と言うそのネタを列記してみよう。
たまご、ウズラ、たこの足、こんにゃく、糸こんにゃく(しらたき)、大根、春菊、ネギ、エノキ、しいたけ、厚揚げ、ごぼう天、肉スジ、アキレス、野菜巾着、餅巾着、たけのこ、粗引きソーセージ(ウインナー)、ぎんなん、ロールキャベツ(野菜)、ロールキャベツ(餅)、丸天、平天、ちくわ、かまぼこ、すまき、はんぺん、つくね、いわしだんご、貝、シュウマイ、餃子、昆布、手羽元、砂肝、れんこん、サトイモ、じゃがいも、山芋、いんげん、フキ、ペコロス、とうもろこし、わらび、上ちく、じゃこ天・・・・
ここで提案。一つ目が、「ギネスに挑戦、旦過の屋台おでん全ネタ早食い競争」である。ギャル曽根さんをゲストに招き、市民などから出場者を募り、全ネタの早食いを競うイベントである。実現できれば面白い。
二つ目は、今年、北九州で開催される「B1グランプリ」への参加である。詳細ルールは知らないけれど、1パック500円販売で、ネタはたまご、大根とコンニャクは一口サイズで通常の1/4、丸天は半分、すじは肉すじ2切れ、以上一般的ネタに旦過の特徴的ネタとして、たこの足1切れ、銀杏1つぶ、ネギで加えてはどうだろうか。何とかペイするのでは。
おそらく、おでんの美味しさを再認識すると同時に銀杏・ねぎを食せばネタの奥深さに驚くだろう。
もし、これらの提案が実現すれば、旦過の屋台おでんの未来は明るくなる。是非とも検討してもらいたいと思う。
さて、屋台のおでん以外の商品は、にぎりが白、しそ、かしわ、ノリ巻きが販売されており、おでんとのコラボが楽しい。さらに圧巻はあんこたっぷりのおはぎ。おでんとおはぎのコラボは私には説明ができない。でもこのおはぎがおでんと合うのだ、うまいのだ。
最期に、私の好物を記しておこう。たまご、アキレス、エノキ、ネギ、じゃがいも、大根などである。さて、あなたは何を食べるのだろう?
そうそう、この屋台、お酒(アルコール)は置いてない。長居はせずに屋台ラーメンとおでんを食べたら次の人に席を譲るのが小倉流であることを念頭に食して欲しいと思う。
屋台数が減っているようだが、残したい北九州の食の財産だ。おでん万歳。