北九州市 時と風の博物館

日常の中で見過ごされがちな北九州市が誇るべき魅力や個性を、地域資源として私たち自身で編纂し、未来へ繋げましょう。

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馬島(うましま)前編

小倉北区の離島のひとつ、馬島(うましま)を撮影しました。
連絡船の待ち時間に、パンフレットを眺めていると、
渡船場の方が、「今は住民の方は約30人くらいです」と、
教えてくれました。
約30人の島ってどんな島なんだろう??
表現しだいでは、「プライベート・アイランド」??・・
想像がつかず、
釣り道具を抱え、焼けた肌が似合う方々と共に、船に乗り込みました。
約20分間、しおかぜを感じながら船旅を楽しむと、
緑の森に包まれたような、島の小さな波止場に到着し、
そこは、やわらかな磯の香りが漂っていました・・。
どこに足を進めるか、パンフレットを確認していると、
下船した方々は、一瞬にして、それぞれの目的地に散り、
波止場は、もの静かな空気に包まれつつありました。
まずは、「すてきな砂浜」と記載された方面を目指すことにし、
急な丘を越えると、小さな花々に囲まれました。
そして、
その先には、静かに波が打ち寄せる砂浜の姿がありました。