北九州市 時と風の博物館

日常の中で見過ごされがちな北九州市が誇るべき魅力や個性を、地域資源として私たち自身で編纂し、未来へ繋げましょう。

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岬の山

1992年頃の撮影ですが、今でも残っていると思います。 
昭和46年頃撮影 早朝香月での運行を終え、若松に戻る客車です。
岬の山と書いて、はなのやまと読みます。戸畑の牧山に作られた貯水池から、この岬の山の岸壁まで導水管が敷設されたそうです。頂上は公園として整備されており、最近あるテレビドラマのロケ地にもなったようです。昔は若松駅の操車場がこの付近まであり、貯炭場との境でもありました。明治29年、岬の山を拠点として東方に木造高架桟橋が作られました。付近の岸壁には、今でもこの頃のものと思われるレンガアーチが残っており、かつてをしのばせます。