北九州市 時と風の博物館

日常の中で見過ごされがちな北九州市が誇るべき魅力や個性を、地域資源として私たち自身で編纂し、未来へ繋げましょう。

現在の登録件数

4052

筑豊電気鉄道

八幡西区の黒崎から直方市を結ぶ筑豊電鉄で、
平成26年3月7日(金)からラッピング列車の
『ギラヴァンツ号』がリニューアルして運行し、
記念イベントとして行われた出発式に、
八幡西区にある鷹の巣幼稚園の園児による合唱が披露
されたことが、新聞に掲載されていました。
筑豊電鉄の車両は、
かつて市内を走っていた路面電車のような形をしていて、
何となく、かわいい姿に見え、親しみを感じてしまいます。
そんな親近感がわく電車を前にして、
元気な幼稚園児の合唱を聞けるとあれば、
こちらも元気をいただけるように思え、
ぜひとも見たかったなぁっといった気持ちになったので、
リニューアルした車両を眺めてみることにしました。
コムシティのエスカレータを下りて、黒崎駅前駅に入ると、
すぐ左に路線バスが走り、右にJR線が走り、
その中心に電車車両が進入してくるといった、
あたりまえの光景なんですが、なんだかこれって、
よく見ると、“両手に花?”ような不思議な感じです。
お目当ての『ギラヴァンツ号』が、いつ到着するか
わかりませんでしたが、とりあえず、待つことにし、
その場にいると、はるか前方から黄色い車両が見え、
“あっ、来た・・”と思いきや、
黄色の北九州銀行ラッピング電車でした。残念・・。
その後、何本かの電車が出入りしましたが、
なかなか、到着しないため、今日は運行してないかも
しれないと不安になったので、駅員さんに尋ねたところ、
直方方面に行き、戻ってきているので、待っていれば
必ず来ますと。
その言葉に安心し、待つこと約1時間、“あっ”、来た。
カーブしたレールの上を滑り、ホームに進む電車の姿は、
フリーキックで蹴ったボールが、アーチを描いてゴールする
芸術的な感動のシーンを“スロー再生”で
見ているような気分になりました・・。
がんばれ! ギラヴァンツ北九州