北九州市 時と風の博物館

日常の中で見過ごされがちな北九州市が誇るべき魅力や個性を、地域資源として私たち自身で編纂し、未来へ繋げましょう。

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松の丸石垣と花桜

小倉城松の丸石垣と花桜

左から右へ段々石が大きくなっている
大手門側の石は大きい
小倉城の大手門に向かって左側、松の丸の石垣の上にも桜の木があり、見事に咲き誇っています。大手門は主要の門だったと思われ、江戸時代は櫓もあったようです。
現在は小倉城大手門前広場となっているところ、毎年祇園太鼓の競演会が行われる会場になっています。
さて、松の丸の石垣をよくみると、大手門側に行くほど大きな石が使われています。天守のある本丸方面に近づくにつれて小さい石から大きな石へと変化させ、美的センスを持ち合わせながら、大きな権力の誇示もあったのでしょうか?などと勝手なことを考えたりします。。
昔むかしを回想していて、当時はどうだったのか、本当に気になります。西暦1602年から築城を始めて大きな石を運ばせたりと、大変な大工事だったのではないかと。歴史はいろんな遺跡に証拠が残ったり、戦いで消滅していく情報もあったり・・今の時代だからこそ、古き良き風情を大事に残していかないといけないとおもうのです。