北九州市 時と風の博物館

日常の中で見過ごされがちな北九州市が誇るべき魅力や個性を、地域資源として私たち自身で編纂し、未来へ繋げましょう。

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クサイチゴ

野苺の思い出

明るい緑の中で
甘酸っぱい思い出が。。。
響灘緑地のグリーンパークのバラ園を後に、園の柵付近を歩いていると見つけました。そして、懐かしい思い出がよみがえりました。発見したのはノイチゴ(野いちご)です。幼いころ、育った家の近くではたくさん見かけて、「のいちご~」と叫んではつまんで口に入れていました。
そんな幼いころを思い出して、酸っぱい味が舌の神経を刺激するのでした。苺といえば、流通しているのはオランダイチゴ、三角状の赤い実ですよね。でもノイチゴは小さな粒が丸く形成していて、とっても可愛く思います。子供の頃ならきっと摘まんでいただろうなぁ。摘んでしまうとかわいそうな気もするし・・ちょっと昔見たノイチゴとは違うような感じもして異品種なのかな~なんて思い、ただただ見ていました。しかし形からして草イチゴのようです。今はそんじゃそこらには生えていないので珍しいな~と思いました。
イチゴはバラ科の多年草です。オランダイチゴが流通する前は、日本ではイチゴといえば野イチゴだったようです。今はトヨノカやアマオウなどがイチゴの代名詞のようになっていますね。写真の野イチゴ、明るい林縁や草地で生育し、とってもポピュラーなキイチゴなんですよ(^^)♪