北九州市 時と風の博物館

日常の中で見過ごされがちな北九州市が誇るべき魅力や個性を、地域資源として私たち自身で編纂し、未来へ繋げましょう。

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割烹着を着たつばめ

春の町の割烹着母さん

つばめの赤ちゃん
ラーメン屋さんの軒下に
燕は春先からやってきて秋が来る前に南へと飛んでいく。春の町のラーメン屋さんの軒下に、すぐ手の届くようなところに燕の巣があり、4羽のヒナがいました。
親鳥がまるで割烹着を着ているお母さんのように忙しく見えました。
割烹着と言えば、幼いころ母や祖母が和服に割烹着を来て、料理などの家事をしていたことを思い出します。割烹着を来て家事をすると いうのが当たり前の頃も、今の時代にしてエプロンの主婦さんや主夫さんもいる時代になりとてもよい時代になったと思います。
どんな時代でも毎年春先に南から燕がやってきて子育てをします。
子育て中の燕の子は、何にでも反応して近づくと親鳥が来たと思うのか、ピーピーと騒ぎます。お腹がすいているんでしょうか?大きくなってほしいです。そんな燕の赤ちゃんに親鳥はせっせと餌を運んで食べさせている姿は、割烹着を着たお母さんのようです。
大きくなって、南の島へ帰ったら、また来年もやってきてこの地で新たな命を育ててほしいなと願います。可愛い可愛いヒナたち、おおきくなってスイスイと飛んでほしいなぁ。