快晴に恵まれた８月最後の週末の日、
さらりとした外の空気を吸っているうちに、
“夏の旅立ち”を感じてしまい、
季節のお見送りをかねて、
“波の音”を聞きにゆきました。
いつ聞いても同じはずなのに、
この日の砂浜に寄せてくる波は、
ゆっくりとした旋律で、涼しげな風とともに、
やわらかなハーモニーを奏でていました・・。
サーファーがわずかにいる以外、
人影はほとんどありません。
いつ訪れたかわからぬまま、
過ぎ去ってゆこうとする“夏”に
ほんのりと、さみしい気持ちが押し寄せ、
“また、来てください、元気いっぱいで・・”
そんなことをささやいて、
しばらくの間、お別れすることにしました・・。