北九州市 時と風の博物館

日常の中で見過ごされがちな北九州市が誇るべき魅力や個性を、地域資源として私たち自身で編纂し、未来へ繋げましょう。

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鉱さい線

複線のあとが見てとれます
戸畑と八幡を結ぶ鉄道、といって皆さん思い浮かべるのは、JR鹿児島本線それとも廃止された西鉄の路面電車でしょうか。何れでもない第3の路線があります。製鐵所の戸畑地区と八幡地区を結ぶ「鉱さい線」。戸畑の一枝近辺に住んでいた私は、毎日列車がすれ違うのを見ていました。そうすれ違っていたのです。列車は。つまり当時は複線だったということです。製鐵所が今より元気のあったころの話です。ものづくりのまち北九州市の1970年代のエピソードです。