D6061
■ 時風372 ■ 2012-06-12 ■ 投稿者: 九州若松
蒸気機関車D6061は、昭和3年(1928)にD50282として製造されました。その後昭和29年(1954)に浜松工場で軸重軽減の改造をされ、D6061として生まれ変わっています。それまでの岩見沢機関区から大分機関区へと転属し、久大線客貨車用等に使用されていました。その後直方機関区に転属し、晩年は更に若松機関区へと転属されました。若松での活躍は廃車されるまでの2年間ほどでしたが、廃車後は芦屋町で静態保存されていました。近年痛みが激しかったのですが、このほど補修修理されよみがえっています。その姿はまるで今にも走り出しそうな見事なものであり、かつての雄姿が思い出されます。