北九州市 時と風の博物館

日常の中で見過ごされがちな北九州市が誇るべき魅力や個性を、地域資源として私たち自身で編纂し、未来へ繋げましょう。

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楽庭橋です。この道をゆけば増渕ダムです。

紫川の源流を求めて 橋巡り欄干巡り第2部ー4

道原サイクリングセンターから最初に渡る河鹿橋です
サイクリングコースの橋ですが名前がわかりません。
紫川も道原に着き、ここで二つの川が合流しています。三叉路をまっすぐ行けば菅生の滝、左に行けば増渕ダムです。
34番目の楽庭橋(がくにわばし)は増渕ダムへ向かう道にあります。竣工は昭和16年と交通の要所として作られたことがわかります。
その橋のすぐ先に道原サイクリングセンターがあり、貸自転車もあるようです。2時間コースで増渕ダム往復が出来るそうです。
紫川の源流を求めて、始めたウオーキングですから、楽庭橋から少し戻り菅生の滝へ向かいます。そして、次の橋がまつやまばし、ほそかわとあります。
なぜ、紫川でなく、細川なのか?菅生の滝が紫川の源流でないとわかった瞬間です。40数年ぶりに目指した菅生の滝こそ、紫川の源流だと思い込んでいた私でしたが、落胆することなく、菅生の滝に見たいと坂道を登っていました。
ところが、道原貯水池のあたりで、歩き始めて3時間、自分で作ったリミットオーバーです。菅生の滝まであと1.5km地点で断念、戻ることにしました。
道原の三叉路まで戻り、バスで帰るつもりでしたが、バス停がありません。そういえば、行きの3時間、バスも見かけず、バス停も見当たらなかった。北九州にバスの走っていない道路があるんだとびっくりしました。
でも、眼鏡橋あたりにバス停らしき場所があり、よく見るとタクシー会社が1時間に1本、ジャンボタクシーをバスがわりに運行しているようです。
日を改めて、道原サイクリングセンターへ行き、紫川源流を求めたウオーキングの再開です。
35番目になる橋は、サイクリンセンターのすぐそばにあり、サイクリング用に作られた橋でしょう。竣工が昭和61年の河鹿橋(かじかばし)です。夏には河鹿の声が聞こえるでしょう。
河鹿橋の次の橋もサイクリン用だと思います。でも、橋の銘板はなく、橋の名前がわかりません。勝手にサイクリングロード橋とでも呼びましょう。
余談ですが、初日の帰りも新鮮な思いで一杯でした。道原から中谷まで1時間強、田んぼを眺めながらのんびり歩き、田んぼの浮草、おたまじゃくし、そして、蛇にも遭遇、田舎を満喫です。
中谷からのバスも徳力団地内、守恒の住宅街を経由、国道322号を直進すると思って乗ったはずなのに、でも思いもよらぬ、バスからの景色に見とれていました。