北九州市 時と風の博物館

日常の中で見過ごされがちな北九州市が誇るべき魅力や個性を、地域資源として私たち自身で編纂し、未来へ繋げましょう。

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フィナーレ

北九州童謡・唱歌かたりべの会

満員の客席
平均年齢74才のアンクルボイス
「北九州童謡・唱歌かたりべの会」は平成元年3月に発足しました。
なぜ、合唱団なのに「かたりべの会」と言うのかと人によく聞かれます。これには昭和の激動を行き抜いた者の童謡・唱歌に対する思いが込められているのです。ちょうどこの年の1月7日に昭和天皇が崩御され一つの時代が終わったのですが、私どもにとっては、知っている歌、習った歌のすべてには、戦前・戦中・戦後の歴史が背景にありそれによって育ってきたのです。
特に童謡は、大正期の「赤い鳥」運動から生まれた名曲の数々があり、唱歌には日本の歴史を始め日本人としての生き方が織り込まれていました。私たちはこれらの歌を、ぜひ、後世に引き継いでいきたいという強い願いがあり「かたりべの会」を名称に入れたのです。
今年で23回目の定期演奏会を終えたのですが、第1回目を旧小倉市民会館で行ったときは「お客さんがどのくらい来て下さるか」と団員は胸をどきどきさせながら舞台に立ちました。ところが、1300人定員の会場がほぼ満席で一同大感激でした。あれから23年目の今年は、ソレイユ大ホール2000名(2000名定員)が開場と同時にほぼ埋まる盛況で、本当に嬉しいのと同時に、あの時代の童謡・唱歌の持つ力の素晴らしさを今更のように実感し益々充実した演奏会にしたいと思いました。
現在女声44名、男声26名で、平均年齢は74・5才ですが、今年の12月には第7回目の中国大連公演を予定していますので張り切って練習に励んでいます。