北九州市 時と風の博物館

日常の中で見過ごされがちな北九州市が誇るべき魅力や個性を、地域資源として私たち自身で編纂し、未来へ繋げましょう。

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桜吊り橋です。心地よい揺れが楽しいです。

板櫃川の橋巡り 河内貯水池を目指して 5

堰堤を見上げる橋です。
堰堤そばの河内桜公園の掲示板です。
河内貯水池の堰堤の下は河内桜公園となっています。残念ながら桜の季節は終わり、暑い夏も終わりつつあります。蝉しぐれも熊蝉とつくつく法師が混ざり合っています。
公園にいるのは私一人です。遊歩道を上ったり、下りたりして堰堤に近づいていきます。高台に出て、川を見下ろしたところ吊り橋が見えました。
思わず、階段状の遊歩道を降り、吊り橋に駆け寄ります。
吊り橋には銘板はついていません。橋の中央まで行って、小さくジャンプ。童心にかえり、揺れを楽しみます。「板櫃川に吊り橋が架かっていた」私のとって、新しい発見です。ウオーキングの疲れも忘れるほどの興奮でした。
橋の向こうには休憩所・売店のような建物がありますが誰もいません。花見のシーズウにオープンするのかも知れません。その建物の先には西洋風の庭園と池が鎮座しており、その周囲は桜並木です。
一瞬、目をつぶり、満開の桜をイメージ。素晴らしい光景が広がっていきます。
吊り橋に戻ると堰堤の真下あたりにもうひとつ橋が見えます。堰堤を見上げる観光用の橋と思われますが、橋の中央がだんだん高くなる橋です。
橋から堰堤を見ると右のほうに滝のような流れが見られます。
大満足で堰堤の階段状の遊歩道を一気に上りましたが疲れました。
堰堤そばの掲示板で橋の名前が判明しました。
シリーズ4の最後に記した高架橋は50番目の大河原橋です。西洋風の庭園(名前がついていましたが記録漏れです)から板櫃川と言うより河内桜公園峡谷をまたぐ橋です。残念ながら、この橋は掲示板を見た後に存在を知り、体力上、渡ることができていません。
51番目が吊り橋ですが、名前は桜吊り橋です。52番目が太鼓橋です。このシリーズ最後の橋です。
堰堤から太鼓橋と桜吊り橋のツーショットの挑戦をしましたが、桜吊り橋は堰堤から見えませんでした。
河内貯水池を上を渡ってくる秋のにおいにする風を受けながら、堰堤から終点「あじさいの湯」までのウオーキングは心地よい汗で一杯でした。
「あじさいの湯」近くの田んぼでは稲穂がこうべを垂れ始めていました。もう秋です。
最後にこのシリーズで紹介した橋を列挙します。
森ヶ谷橋、大蔵橋、神田橋、神保橋、勝田橋、なかよしばし、勝山北団地歩道橋、景勝橋、豊橋、豊公園橋、重田橋、遊歩道板橋1、遊歩道板橋2、大河原橋、桜吊り橋、太鼓橋