北九州市 時と風の博物館

日常の中で見過ごされがちな北九州市が誇るべき魅力や個性を、地域資源として私たち自身で編纂し、未来へ繋げましょう。

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夕暮れに包まれた洞海湾に架かる若戸大橋を撮影しました。
寒い季節には奥洞海のほうに沈んでいた夕陽が、
季節が変わったため、今では高塔山の山頂方面に沈むようになりました。
橋のケーブルを固定している巨大な橋台(アンカーブロック)が、
明るいオレンジに照らされ、物静かに強大な張力に耐えているような
力強さを感じました・・。
まぶしい太陽に照らされ、50年以上も前に設置された橋台の中には、
橋の車道横に歩道があった時代に、
通行者が利用するためのエレベーターが格納されていました。
この橋を支えつつ、通行者も支え続けた橋台は、
肩の荷が少しは軽くなったのでしょうか・・?
それとも、軽い通行者よりも重い通行車両が増えて、
肩こりが増しているのでしょうか・・?
長大橋を架ける技術が、とってもすごいものに思えました。